ロータス エリーゼ

テーマ:限定車・プレミアムカー

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ストイックなライトウェイトスポーツ。
ロータス・エリーゼのご入庫、コーティング施工のご紹介です。

エリーゼと言えば、まず思い浮かぶのは徹底した「軽量化」。
アルミフレームにFRP製エクステリア、走りのために割り切ったストイックな内装。


見れば見るほど

「この車で爽快に走ってみたい!」

そんな衝動に駆られてしまいます。


乗り降りの大変さばかりはさすがに・・・
ではございますが、
作業中に何度か車両移動をしていくと、不思議と身体は慣れてくるもの!
施工完成頃には私のお腹も邪魔することなく、
スイっとスマートな乗り降りが出来るほどに上達しました(笑)


さて、今回はボディのリフレッシュにとご用命を頂きまして
お気にされていたのは、ボディカバーを使用されていたことによる"擦り傷"
大きな痛みは見られないものの、
確かに良く見ますと細かな線傷が無数に蓄積している状態でした。

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今回の下地処理での注意ポイントは”FRPボディ”であること。
一般的なパネルとは材質の違いから、
下手な磨きはかえって塗装を痛める要因にもなってしまいます。

車両状態にあわせて機材やコンパウンド、バフを選定しアプローチに入る中、
FRPボディなだけに磨き過ぎには注意しなければなりません。
硬さ・柔らかさを判断するソフト研磨からスタートし、
ゆっくり・じっくりと時間をかけた工程を踏んでいきました。

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磨きの手応えから経験を生かした見極め
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これが何よりも大切なのです。

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スッキリとした塗装面は本来の輝きを取戻し、
鮮やかな色合いを放ってくれます。

「あっさりと塗装が飛んでしまった!!」

なんてこともFRP素材は十分に可能性がありますので
安全マージンを確保して施工を行っていきます。

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ただ単に多く磨いていけば、線キズや深い傷もいずれは消えるかもしれません。
しかし、それ以上に既存の塗装膜は薄れていってしまいます。
塗装を守るには”負担をどれだけ減らすか”が重要となります。

当店では磨きのレベルにコーティング被膜を加えた
トータルバランスを考慮した施工を常に心掛けております。

下地処理工程後は、
低分子・完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」でたっぷりとボディを包み込み、
安定した確実な被膜形成を目的に、熱源の安定した立ち上がりと、
均一な乾燥を実現できるカーボンファイバーヒーターにより硬化を促進させていきます。

■特集記事【ガラス被膜・完全硬化促進】
短波と中波が決め手/最新型カーボンファイバーヒーター

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【ここでワンポイント!】
乾燥工程の際にはFRPボディであることをふまえ、
低温乾燥にてゆっくりと硬化を促進します。
非接触型温度計にて適正温度を管理し、過剰な熱処理によるトラブルを防ぎます。

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こうして、
下地処理で美しく蘇ったボディに硬質なガラス被膜が増し加わり、
ロータス・エリーゼの色っぽさを感じる程の
くびれのあるボディラインに一層の艶が生まれていくのです。

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完成お引渡し後、ご自宅にお戻りになられたオーナー様からは
愛車を眺めてゆったりと晩酌を楽しまれたとお喜びの声を頂きまして、私も大変嬉しい限りです。


今後はセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間に渡りこの艶と輝きが維持できると思います。
この度は、ご用命いただきまして誠にありがとうございました。

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