「試乗車の下地処理」ゴルフ GTEのガラスコーティング

テーマ:コーティングに関すること

リボルト郡山の渡辺淳一です。

フォルクスワーゲン初となるプラグインハイブリッド、ゴルフ GTE。GTIの赤に対して、GTEはブルーのアクセントが目を引きますね。オーナー様は以前よりゴルフをお乗りで、それまで所有されておりましたゴルフも3年ほど前にご入庫いただいており、このたび2台目のご用命です。

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト フロントバンパー1

こちらのゴルフ GTEは、ディーラーの試乗車でした。試乗車は購入を考えている多くのお客様が常に間近で見たり、触れたりするため、いつもきれいにしていなければならず、毎日のように洗ったり拭き上げたりが繰り返されます。

開店前に短時間で行われたりしますから、どうしても丁寧にやることは難しく、そのため試乗車であったお車には洗車傷、拭き傷が多く見られるケースがよくあります。セオリー通りに洗車をすれば、洗って付いてしまう小傷も大きく軽減させることができますが、水をかけて何度も使い回したクロスなどでそのままボディを拭いたりしてしまうと、簡単に小傷は生じてしまいます。

拭き傷や洗車傷などは一般的には傷と認識されるものではありませんが、お車を大事にきれいに乗りたいとお考えの方にとっては見過ごせないものですね。今回のGTE、想定はしていましたがやはり全体的に無数の小傷に覆われ、ピュアホワイト本来の美しさはこれらに阻害されていましたので、この塗装の質を考慮しながら、小傷の除去に重きをおいた下地処理技法を用いて研磨を行いました。

これを経てソリッドの白特有のまばゆく澄んだ輝きに包まれ、生まれ変わったボディには、独自開発の2層式ガラスコーティング「リボルト・プロ」を形成させています。美観を損ねていた小傷は解消され、塗装そのものが持つ艶と輝きが余すところなく引き出されたGTE。高耐久の保護性能も備わり、今後はセオリーに沿った定期的なお手入れを心がけていただくことで、この状態を長期に渡って維持しやすくなります。

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト ボンネット1

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト フロントバンパー2

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト ホイール1

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト ヘッドライト

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト ボンネット

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト 右フェンダー

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト リアバンパー

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト テールレンズ

フォルクスワーゲン ゴルフ GTE ピュアホワイト バックドア

コーティングの仕上がりは下地処理によって決まりますが、特に試乗車においては下地処理は必須と言えます。

お引渡しの際には、仕上がりをご覧になられたオーナー様にもお喜びいただくことができました。

この度のご用命誠にありがとうございました。

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