シビックのコーティング完了!~新車でも磨いた方が良いんですか?~

テーマ:施工ギャラリー

ホンダシビックのコーティング「リボルト・プロ」が完了いたしました。

シビック-1

新車のコーティングについて良くある質問で「新車でも磨いた方が良いんですか?」と聞かれる事が有ります。
答えは「磨いた方が良い」です。
正確には「磨いた方がクリア塗装表面の曇りが取れて新車以上の輝きになるので磨いた方が良い」です。
当店のブログをいつも見て下さっている車を綺麗にする事への意識の高い方々、アンテナの高い方々には「知っています!」と言われそうですが、もしかしたらたまたま今回このブログで磨きの事に興味を持つかもしれない方の為に今回施工のシビックの塗装で磨きの大切さをお伝えいたします。

車の塗装はメーカーによる塗装の質の違い、色による違い、もっと細かく言うと同じ車種の同じカラーでも個体差による違いなど有りますが、ほとんどの車が新車時でクリア塗装表面に曇りが有ります。
今回施工のシビックの塗装はとても曇りが分かりやすかったので画像をご覧いただきたいと思います。
車両は新車で磨き前のボンネットです。

シビック-21
シビック-22
シビック-23

塗装の曇りによってLED照明がぼんやりと霞んで見えます。ゆず肌ってやつですね。
この曇りを磨きで除去します。とは言っても平均的な塗装膜厚は100μm前後ありますがそのうちクリア塗装の膜厚は3割前後と限りが有るので磨きは最小限で抑える必要があります。
その為当店では最小限の磨きで最大限の艶を引き出すために研磨力の非常に弱い磨きを行っています。当然そんな磨きの方法では時間は掛かります。今回のシビックも磨きに3日間費やしています。
効率は非常に悪いですが、限りある塗装膜厚の磨きを最小限に抑えるためには仕方のない事なのです。

磨きで曇りが取れた塗装はこんな感じでLED照明がはっきりくっきりと見えます。

シビック-31
シビック-32
シビック-33

そして、この磨きで奇麗になったクリア塗装がコーティングの仕上がりを左右するんですね~。
イメージしてみていただきたいと思います。
2枚のガラスの板が有るとします。その2枚のガラス板を重ねます。2枚ともクリアなガラスであれば重ねたところでクリアに見えますが、1枚が磨りガラスだった場合はどうでしょう?
磨りガラスの上にどれだけクリアなガラスを重ねても見え方はクリアではなく磨りガラスの曇ったガラスです。
クリア塗装が曇っている場合、その上にどんなに高価なコーティングを、どんなに高性能なコーティングを乗せてもクリア塗装の曇りは見えます。

ですので、新車でも磨いた方が良い・・・というか、「新車だから磨いた方が良い!」です。

で、肝心の今回施工の現行シビック。現車を近くで見ると結構イイですね~。
先代よりも大きくなってデザインに余裕が出来たというか何というか・・・つまりは良い車です(笑)
「え?磨きの大切さはあんだけ力説したのにシビックの説明はそれだけ?」と突っ込まれそうですが、施工ギャラリーでいろいろ書きますのでお許し下さい。

シビック-2
シビック-3
シビック-4
シビック-5
シビック-6
シビック-7
シビック-8
シビック-9
シビック-10

この度はご入庫とお引取りの二度にわたりビールの差し入れありがとうございました。その分気合を入れたコーティング施工をさせていただきました(笑)
またのご来店お待ちいたしております。

【リボルト仙台】〒981-8001宮城県仙台市泉区南光台東3-8-2
TEL:022-702-1604
MAIL:revolt@revolt-sendai.com
HP:http://www.revolt-sendai.com/

お問合せ:http://www.revolt-sendai.com/contact/

  • Share this page: