仕事を少し忘れてしまいました・・・KAWASAKI・Z400FX パーツコーティング

テーマ:施工ギャラリー

リボルト松戸の井上です。
今回は「KAWASAKI・Z400FX(バイク・パーツ)」のガラスコーティング施工事例です。

今回のオーナー様は、パーツのみお持ち込みいただきました。
Z400FXは、1970年代終わりから数年間販売されたカワサキのネイキッドバイクです。自動二輪の免許制度の改定が1975年に行われましたが、その時に中型限定が制度化されました。
それよりも前の時期は無制限に乗れたのですが、暴走族の出現などが背景にあり暴走を防止するために400ccまでの中型限定が現れたようです。そして限定解除をするのは恐ろしく難しいため、多くの人は「中型限定」免許を持つようになります。
※現在は、大型自動二輪と普通自動二輪という別の免許として区分されています。

そんな時代、当然ながらメーカーは中型限定でも乗れる400ccまでのバイクを開発します。
各メーカーが競う中、カワサキはこのZ400FXを投入したのです。Z400FXは大人気のモデルとなりましたが、暴走族の方々にも人気のようで改造されたため、現在ではノーマルモデルはかなり数が少なく、高値で取引されているようです(数百万円のものもあります)。

貴重なモデルの、ガソリンタンク、サイドカバー(左右)、テールカウルが今回のコーティングの対象ですが、赤に近いピンクのパールの塗装がされ、ピカピカの状態でお持ち込みいただきました。
バリバリ伝説を読んで成長をした私のような昭和の世代の人間は、仕事を忘れて旧車の復活に力が入ってしまいます(笑)。注:Z400FXはもっと古いですが・・・
リボルト松戸では、このようなご依頼も承っております。

【ガソリンタンク】
新車と同様なのですが、ほとんどの場合は塗装修理後も細かいキズが存在します。タンクの塗装膜はそれほど厚くはないため、細かいコンパウンドで丁寧に研磨をし下地を作ります。
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見た目はほぼほぼきれいなのですが、照明を反射させると細かいキズが乱反射し結構キズがあったりします。
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【サイドカバー】
サイドカバーは樹脂製で、さらに塗装膜の厚さが読めないため、細かいコンパウンドをウレタンバフによるポリッシャーか手作業で研磨を行います。
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【テールカウル】
テールカウルも樹脂製のため、サイドカバーと同様に下地処理を行います。
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「リボルト・プロ」は、艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力のアップにより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。

このたびは、ご用命をいただきありがとうございました。
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