失敗を学び、組織を強くするために(「リボルト松戸」の失敗の考え方)

テーマ:経営に関すること

こんにちは。リボルト松戸・代表の井上です。
当店はお盆の時期にお休みはいただきませんでしたが、夏休みということで19日にお休みを計画しております(ご迷惑をお掛けいたします)。

リボルト松戸は開店して1年半を経過しようとしておりますが、おかげさまで多くのお客さまがオーダーをしてくださり、現状でおよそ120台の施工をさせていただきました。
今ではすべてのスタッフが技術を自分のものにして取り組んでおりますが、組織として強くありたいと考えております。お客様にコーティングが完了をしたお車を引き渡しますが、洗車から仕上にいたるまで、まったく失敗せずに滞りなく作業ができることは稀でほとんどの場合はどこかの工程で失敗をしそれをリカバリーしながら作業を進めています。
もちろん、お客様への引き渡し時にはリカバリー後の状態になりますが、事故※にならないような努力をします。
※不具合があるままお客様に引き渡すことを「事故」と考えています。

スタッフのキャリアに関係なく、他のスタッフが行った施工を見直したり、不具合があれば施工し直したりすることを推奨しています。先輩スタッフがやった施工が絶対的なものだと信じ込んだり、先輩のプライドのようなものに忖度したり、顔色をうかがうことは禁止です。代表の私も例外でなく私が施工をした箇所をそれも繰り返し行った箇所であっても、スタッフは見直し問題があればそれを宣言し修正をします。

確認する要所は、おそらく経験が多いスタッフのほうが知っており失敗の可能性は低くなりますが、それでも人間ですから失敗がない人はいません。また私自身も施工をしていて電話がかかってきた時に集中力が途切れ、その後継続して作業ができなかったという経験もあります。

また、失敗や事故は、一つの原因で起こることなんてまずありません。
私が日立の工場で働いていたときに、記憶するほど毎朝、ハインリッヒの法則(「1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットがある」が一斉放送されていましたが、この法則の重要さを今さら感じています。問題は「ヒヤリ・ハット」に感度良く気づくことで、こういった要素は一切作らないことが必要だと感じています。
なので、例えば、ポリッシャーの電源コードをテンションがかかるまで引っ張ったり、床の水を掻き出すためのワイパーの置く場所(車に近づけない)、指輪や腕時計あるいは金属が付いている作業着を着用しない、など事故を引き起こす要素を無くしています。

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「失敗の科学」からは、航空業界と医療業界の比較から多くを学べます。航空業界は昔からボイスレコーダーが存在しており、事故があっても原因が追究され都度対策が行われてきました。それに対して、医療業界は医療の現場で事故が起きても、経験の豊富な医者の技術に依存したりチームが師匠と弟子のような関係であることから、失敗が隠蔽されやすいというものです。
失敗が隠蔽されるとその失敗がシェアされず組織がその失敗から学べないため成長することができません。

私は、失敗をしたことに対してスタッフに感情をぶつけないようにしています。感情をぶつけることは、萎縮したりモチベーションを失うことにつながり、良いことはないからです。それよりもその失敗がなぜ行われたのかを問うたほうが有益です。
失敗の原因は、技術的なものから動機的なものまで多岐にわたります。「コンパウンドを粗いものと間違えた」とか「コーティング剤の拭き取りが不十分だった」などの技術的な原因は分かりやすいのですが、なぜ、それが起きたのか?と問うたときに、コンパウンドの容器が同じものだった、車のその方向に明るいLEDライトが当たっていなかった、などの根本原因が出てきます。もちろん、その原因の原因が、設備投資をしなかった経営責任であることもあります。

お話が長くなりましたが、リボルト松戸では、お客様を第一に考えた上で、すべてのスタッフは対等で、施工から安全、生産性にいたるまで、常に改善をしていく組織であることを目指しています。

- 洗練された技術で愛車を守る -
ガラスコーティング施工専門店:リボルト松戸
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FAX:047-382-5059
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