リボルトプロのベースコートにも紫外線軽減(UVカット)を付加!

テーマ:コーティングに関すること

リボルト湘南では4月よりリボルトプロのベースコートにも紫外線軽減(UV)効果を付加いたしました。

2年前より全コーティングコースに使用している【トップコート】には紫外線を軽減させる効果を付加しておりましたが、この度さらにリボルト・プロのベースコート(低分子完全硬化型)にも紫外線の軽減効果を付加いたしました。これで、リボルト・プロ施工のベースコート、トップコート共に紫外線軽減効果のあるコーティング剤となり、お客様のお車が少しでも紫外線の脅威から守られ、艶のあるボディを長期間維持しやすくなると思います。

紫外線につきましては、トップコートのページでもご案内している内容を再記させて戴きます。

紫外線について、簡単に説明させて頂きます。
まずは、下記画像をご覧ください。紫外線はその波長の大きさにより3種類に分けられます。

spectrum.jpg

・UVA(波長320–400nm):地上に届く全紫外線の約95%を占めます。波長が長いため物質の奥まで届きます。それ自体のエネルギーは弱いのですが、時間をかけて物質の内側の劣化を引き起こしていきます。

・UVB(波長290–320nm):地上に届く全紫外線の約5%を占めます。波長が短いため物質の表面近くに影響を与えます。エネルギーはUVAよりも強く深刻なダメージを与えます。

・UVC(波長200–290nm):エネルギーは一番強く、破壊性が最も大きいです。しかし地球上空のオゾン層を突き抜ける事は出来ないため、通常は地上には到達しません。


地上に降り注ぐ紫外線はこのUVAとUVBとなり、物質へ強い影響を与えます。今回のベースコートへの紫外線カット効果は、このUVAに対する軽減となります。


UVAへの軽減効果:波長320–400nmのUVA帯域の紫外線を可視光線青帯域である450〜495nmへと変換する紫外線蛍光剤を含有しています。下記画像は左が紫外線蛍光剤を含有している新ベースコートです。右が従来のベースコートです。紫外線ライトにてUVA波長の紫外線を照射しますと青帯域の可視光線へと変換され光ります。変換されることで、UVA紫外線が軽減されます。

リボルトプロUV2

リボルトプロUV1

地上に降り注ぐUVA紫外線を軽減するガラスコーティング剤(リボルトプロ・ベースコート)を使用することで、塗装の劣化を少しでも遅らせる効果が期待出来ます。

今回ニューリリースのリボルトプロ(ベースコート)はUVA紫外線を軽減し、すでにリリースしているトップコートはUVAとUVBの両紫外線を軽減する効果があります。これでリボルトプロはベース&トップの両方が紫外線を軽減させることで、塗装を色あせへの劣化を少しでも遅らせることが可能になっています。

リボルトはこれからも最先端のコーティング技術を目指して進んで参ります。

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