コーティングメンテナンスの本質

テーマ:コーティングに関すること

rs3b-01.jpgリボルト新潟・代表の牛木です。

今回は、ガラスコーティング施工後のメンテナンスについてお話します。

今年は春先から、多くのお客様より、メンテナンスのご依頼を頂いております。
特に、今年の冬、新潟市では、記録的な豪雪となりましたね。
この豪雪に伴い、道路上には、例年以上の融雪剤(塩化カルシウム)が散布されました。
この融雪剤は路面を普通に走行するだけで、車の腰下やリア周りにびっしりと付着してしまいます。
雪国・新潟の宿命ではありますが、これらの付着物や溜まった汚れを綺麗にリフレッシュし、ガラスコーティング本来の輝きと性能を取り戻すのが、コーティングメンテナンスの大きな目的と言えます。

また、下記のようなお話も何度か耳にしております。
『ディーラーや、あるコーティング店でコーティングをしてもらい、その後、メンテナンスに出したけど、シミや線傷は、そのまま残っていて、思いの他、綺麗に返ってこなかった』

『メンテナンスは料金も安かったし、数時間で終わったけど、そんなに簡単な作業なの?』

『お答えします』

自動車整備におけるメンテナンス(12カ月定期点検・24カ月定期点検)では、国の定めによる点検項目(オイル洩れやシャフトブーツ切れ等の有無)が法律で決められていますが、コーティングのメンテナンスは、そのような法定規則のようなものはなく、メンテナンスといっても、業者によって、定義は実に様々です。洗車プラスαの作業でもメンテナンスと言えばメンテナンスです。

コーティングを依頼する前に、ガラスコーティングの本質を理解し、お車の美観維持の為に、本当に必要な作業をしてくれる業者かどうか見極めて下さい。

ガラスコーティングは、施工時1回きりのものではなく、美観維持の為、その後のメンテナンスがとても重要です。

その重要なコーティング施工後のメンテナンスをどのような作業工程で、また、どこまでやってくれるのかを良く確認される事をお薦めしております。

下記に、ほんの一例ですが、当店におけるメンテナンス車両のご紹介を致します。
日産・エルグランド 2014年施工車(リボルト・プロ)施工から4年が経過しておりますが、リボルト・プロの硬化型被膜の艶感は健在です。また、メンテナンス作業においても、その硬化型被膜を落とさずに、細かな線傷・シリカスケールの除去作業を行っております。オーナー様にも大変喜んで頂けました。elb1.jpgelb2.jpgelb3.jpgelb4.jpgelb5.jpgelb6.jpg

アウディ・RS3 2016年施工車(リボルト・プロ)施工後、約2年経過したアウディです。ドイツ車の塗装は非常に硬度が高いナノクリアという塗装が施されておりますので、ドイツ車に特化したメンテナンス方法にて作業をしております。今回は、フロントガラスのワイパーのビビり止め処理も行いました。当店におけるワイパービビリ止め処理は、ワイパーゴムにグラファイト(黒鉛)処理を行っておりますので、高耐久性を誇ります。リボルト新潟では、撥水加工をするとビビリ症状が見られるドイツ車には全て実施しております。※市販品に見られる「フッ素加工」ではありません!完全プロ仕様の黒鉛処理です。
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スバル・WRX 2017年施工車(リボルト・プロ)施工1年目ですが、全体にシリカスケール・洗車傷が見受けらましたので、塗装へのストレスを最小限に、これらを綺麗にリフレッシュしました。
BEFORE
お預かり前の状態です。wrxbefore.jpg
コーティング施工後においても完全に防ぐ事が出来ないのがシリカスケール、いわゆる「シミ」です。オーナー様もシミの付着がどうにかならないかとおっしゃっておりました。
AFTERwrxafter.jpg
メンテ終了後です。
リボルト独自の技法により、塗装面を傷つけることなく、スケールのみの除去が可能です。wrxb1.jpgwrxb2.jpgwrxb3.jpgwrxb4.jpgwrxb5.jpg作業完成後は、オーナー様に、非常に喜んで頂けました。

リボルト新潟で行う、メンテナンス作業は大きく分けて3つあります。
これらは通常、お客様ご自身が行うセルフケア(洗車)だけでは、解消できないものです。

⓵シリカスケール(二酸化ケイ素)の分解除去作業
いわゆる水垢を含んだシミです。これらは、早い段階であれば洗車で充分落とせますが、固着してしまうと、美観を損ねるだけでなく、コーティング効果が充分に発揮できなくなります。

⓶鉄粉・塩カル・頑固な水垢の除去
新潟では、一冬越すと、ほぼ、どのお車にもこれらの付着が見られます。塩カルは勿論、ボディ下部リアゲート、リアバンパー周りに付着した鉄粉も徹底除去しております。

⓷細かな線傷の除去
当店のガラスコーティング施工後は、傷に対して、ある程度の耐性が付与されますが、完全な防御にはなりません。洗い方・扱い方ひとつで、傷は付いてしまいます。但し、メンテナンスでは、ベースのコーティング被膜を落とさない為に、軽研磨のみの作業になります。
※深い傷に関しましては、個別にご相談下さい!最適な方法をご提案致します。

メンテナンスコース自体は、時間は約2日間程頂いており、施工料金も有料です。
しかし、その分、お客様に実感していただけるだけの仕上がりにてご提供致します。
そして、私自身の拘りの一つでもありますが、車の塗装をやみくもに磨くのではなく、お車のコンデションに合わせた適切なメンテナンスをご提案させて頂いております。「磨きが必要のないコンディションのお車」に関しては、商売目線抜きで、お客様に、「今回は磨きは必要ありません」と、正直にお伝えしております。

リボルト新潟では、お客様のご愛用車の美観の維持・向上のお役に立てる様、常に最善を尽くしております。

施工後のメンテナンスに関するご不明点・ご質問等御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!

ガラスコーティング専門店【REVOLT NIIGATA/リボルト新潟】
〒950-0951 新潟市中央区鳥屋野2-4-14
TEL&FAX:025-250-6712
https://www.revolt-niigata.com/
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