トヨタ エスティマ アエラス 作業記録

テーマ:コーティングに関すること

当店では入庫してから出庫されるまで全て室内作業となります。洗車においても室内を原則としております。また、洗車に使用される水はカルキなどの不純物を取り除いておりますので、施工前のシミの付着もありません。

施工前の状態を確認していきますと、ボディ全体には経年劣化による汚れの蓄積により塗装本来の色は見るかげもない状態でした。
taa入庫
洗車後はさらに、ピッチタール・鉄粉除去と作業を進め、付着物がなくなったところで、塗装の膜厚を測定していきます。8年前のお車ですが平均最大値152μm、平均最小値127μm、平均値142μmと通常の膜厚範囲内で、まだまだ活躍きますね。
taa膜厚

下地処理の研磨作業では塗装面のクリアー層を磨くことで、美しい状態を作り上げますが、磨くといっても限りがあります。クリアー層自体は約20~30μmしかなく、研磨の仕方によっては著しく減ってしまいます。減るということは耐久性も落ちてしまいますので、注意が必要です。
リボルトグループでは、独自の高度な下地処理技術Revolt adjust systemによって、どのような塗装でも最小限の磨きに抑つつ美しい鏡面状態を引き出すことが可能となっております。
研磨前はくすんでいたボンネットも・・・
taa磨き前f
研磨いくとくすみもとれ、塗装本来の姿が復活していきます。
taa磨き中f
特にルーフは研磨後には劣化の激しさがわかり、クレーター・クラックなどが多数見られ、コーティングされていないとここまで酷くなるかといった状態でした。
taa磨き中r
側面も綺麗に復活しました。
taa入庫側面
taa磨き後側面

最適な下地処理によって復活した塗装面はコーティング定着に最適な状態となったところで、2層式ガラスコーティング「リボルト・プロ」を施工してまいります。
ベースコートは圧倒的な膜厚(3~4μm)をもつガラス被膜を形成することにより長期間塗装面を保護いたします。トップコートは防汚性能に加え、新たに紫外線軽減(UVカット)効果も付与されています。
施工後は艶・光沢が格段に増すとともに、透明感のあるガラス被膜が確実にボディを保護していることがご体感頂けます。
taaコーティング後
taaコーティング後2
お引き取り頂いた後は定期的に洗車して頂くことで、綺麗な状態をキープしやすくなっております。また、コーティングは滑水性となっておりますので、水分の残りが少なく短時間での洗車作業が可能となります。

  • Share this page: